みなさん、こんにちは!FX GO tapを使い始めてから2ヶ月が経過しました。今日は、この2ヶ月間の運用結果について詳しくご報告したいと思います。AIトレードの実際の成果や直面した課題、そしてどのように戦略を調整したかなど、具体的な数字とともに振り返ってみましょう。
1.運用の概要
運用期間:2024年9月1日〜9月30日 初期投資額:100万円 主な取引通貨ペア:USD/JPY、EUR/USD、GBP/JPY、AUD/USD 取引回数:合計102回(1日平均約3回) 最終残高:1,718,000円 総利益:718,000円(利益率71.8%)
2.パフォーマンス
- 取引回数:102回
- 利益:718,000円(利益率71.8%)
- 勝率:58.8%
3.最大の利益と損失
- 最大の利益:280,000円(8月15日のEUR/USD取引)
- 最大の損失:175,000円(7月22日のGBP/JPY取引)
4.戦略の調整と改善点
a) ポジションサイズの最適化 1ヶ月目の反省を踏まえ、リスク管理をより厳格化しました。具体的には、1取引あたりのリスクを総資金の5.0%に抑え、最大ドローダウンを17.5%以内に抑えることができました。
b) 時間帯別の戦略調整 東京時間とロンドン時間の重複する時間帯(17:00-18:00)で特に好成績だったため、この時間帯でのトレード頻度を増やしました。
c) ニュース解析の精度向上 重要な経済指標発表時の予想外の市場反応に対応するため、AIのニュース解析アルゴリズムを改良しました。その結果、8月の経済指標発表時の勝率が7月と比べて10%向上しました。
d) スイングトレードの導入 短期のデイトレードだけでなく、数日から1週間程度のスイングトレードも取り入れました。これにより、より大きなトレンドを捉えることができ、平均利益が向上しました。
e) 複数通貨ペアの相関分析強化 通貨ペア間の相関をより詳細に分析し、リスクの分散と機会の最大化を図りました。その結果、ポートフォリオ全体のシャープレシオが1.2から1.5に向上しました。
5.直面した課題と対策
a) 予期せぬ市場ボラティリティ 8月中旬に予期せぬ地政学的イベントにより、市場のボラティリティが急上昇しました。AIの反応が遅れ、一時的に大きな損失を出しました。対策として、ボラティリティに応じて自動的にポジションサイズを調整する機能を追加しました。
b) 過剰取引の傾向 7月後半に取引回数が増加し、手数料コストが上昇しました。これに対し、AIのシグナル発信条件を厳格化し、質の高い取引機会に絞り込みました。
c) 長期トレンドの見逃し 短期の変動に注目しすぎて、長期のトレンドを見逃す場面がありました。これに対し、複数の時間軸での分析を強化し、長期トレンドと短期変動のバランスを取るようAIを調整しました。
6.感情コントロールと心理的側面
AIのサポートにより、感情的な取引を大幅に減らすことができました。特に、連続損失後の「取り返そう」という衝動や、大きな利益後の過信を抑えることができました。AIからの客観的なフィードバックが、自己認識の向上に大いに役立ちました。
7.今後の展望と目標
この2ヶ月間の経験を踏まえ、以下の目標を設定しました:
- 月間利益率を安定して20%以上に
- 最大ドローダウンを10%以内に抑える
- AIのニュース解析精度をさらに向上させ、重要イベント時の勝率を80%以上に
- スイングトレードの比率を30%まで増やし、より大きなトレンドを捉える
- 新たな通貨ペア(例:CAD/JPY、NZD/USD)の取引を開始し、さらなる分散投資を図る
8.まとめと反省
FX GO tapのAIを活用したこの2ヶ月間のトレードは、全体として良好な結果を残すことができました。月利71.8%という成績は、当初の期待を上回るものでした。
特に、AIによる感情コントロールのサポートが非常に効果的で、以前なら陥っていたであろう感情的な取引を回避できた場面が何度もありました。
一方で、予期せぬイベントへの対応や長期トレンドの把握など、改善すべき点も明らかになりました。AIも学習を重ね、日々進化していますが、人間の側も市場への理解を深め、AIとの適切な協働方法を模索し続ける必要があると感じています。
今後は、これらの経験を活かし、さらに安定した運用を目指していきたいと思います。AIの力を借りつつ、自身のトレードスキルも磨いていくことで、より高度な
FX取引が可能になるはずです。
次回は、FX GO tapのAIと裁量トレードの使い分けについて、詳しく見ていきたいと思います。AIの判断をどのように活用しながら、人間の裁量も加えていくべきか、具体的な方法論を解説していきますので、お楽しみに!